進入技はすべてコーナーの手前から横を向ける技です。
まずはサイドブレーキでリアタイヤをロックさせドリフトをする練習です。
サイドブレーキを使うドリフトは進入速度が遅くても出来るのでパワースライド同様初心者向きです。
でもサイドを引く分動作が多いので順番を間違えないようにね。

■Method■
@コーナーに2速50kmくらいで進入する
Aコーナー手前でアクセルを離しクラッチを踏む
Bハンドルを少し切ってサイドブレーキを引く(
 出来ればブレーキも踏んで荷重をフロントに載せる)→リアタイヤがロックして流れ出す

Cリアが流れたらカウンターを当ててサイドを下ろす。クラッチを繋ぎアクセルを踏む

こんな感じです。最初は出来るだけヘアピンのようなコーナーのところがいいです。
交差点ならUターンするかんじで。
サイドブレーキは思いっきり引きましょう!リアタイヤがロックしないと意味がないですからね。
サイドブレーキがかなり上まであがる車はワイヤーが伸びてますので調整しましょう!
さてサイド進入で大事なのはエンジン回転を落とさないこと。
回転が落ちるとクラッチを繋いだ時にテールスライドが止まります。
回転が低い場合はアクセルを少し煽ってからクラッチを繋ぐとOKです。
サイドを引いたあとにギアを1速に落としてみる方法もあります。いろいろ試してみて下さい。
サイドターンの所でも話しましたがハンドル切る前にサイドを引かないこと!!
ハンドル切ってサイド!緊張していると訳わかんなくなってやってしまう場合があるんです。間違えないように!
それと、ハンドルを切る角度は思ったほど切らなくていいです。ハンドルはちょっとだけです。
サイドを引くとすぐスピンしちゃう場合は
ハンドルを切り込みすぎ又はカウンターが遅いということです。
1発角度を付けたい場合は思いっきり切り込んでもいいですが
その分カウンターはすばやくあてないとスピンします。
サイドは長く引けば引くほど車速が落ちてしまいますので長く引く場合は車速を速めにしましょう。
ちょっとしか引かない場合は車速は落ちないのでそこまで速い進入じゃなくても大丈夫です。
ところでサイドを使う時に役に立つ「スピンターンノブ」というものがあります。
これはサイドブレーキを引いた後
下ろすのにボタンを押さなくても勝手におりるようになるなかなか便利な物です。
これを付けると動作が楽になるのでサイドを多様する人は是非装着しましょう!

さてさてサイド進入には難点があります。それはリアタイヤにフラットスポットが出来てしまうことです。
フラットスポットとは一部分だけタイヤの溝が減ってしまっている状態のことを言います。
フラットスポットが出来るとグリップの良い面悪い面が出来てしまいますし
その部分だけワイヤーが出てしまうなんてことになります。
あまりサイドを引きすぎるとタイヤの寿命を早めますので気をつけましょう!


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